金庫の鍵とダイヤル・性能について

金庫の耐火性能

金庫の耐火性能

新しい金庫への交換については、様々なポイントから自分にあったもの・設置環境・保管目的にあったもの選びましょう。
まずは金庫の中に何を入れるかによって最適なものを探さなければなりません。なぜなら、耐火性能といってもすべてが同じ時間耐えうるようにはできていません。各金庫はJIS(日本工業規格)の耐火試験を受け、0.5時間・1時間・2時間・3時間・4時間などのランク別にわかれています。また、この時間は加熱している時間を現しているのではなく、1090度以上1200度以下の炉内で決まった時間加熱し、落下、再度加熱などの試験により決まるものですので、たとえ30分の耐火性能であっても1200度炉内で30分加熱後、再び20分加熱するといった厳しい条件をクリアしています。
また金庫にはそれぞれ収容するものによって種類がわけられます。一般的な金庫は紙用となり、庫内の最高温度が170度以内までなら耐えることができますが、同じ金庫に光ディスクやフロッピー、磁気テープなどを入れてしまった場合、それらは大体50度〜70度までしか耐えられないため全てを守ることができません。また、フィルムや絵画・布なども80度〜110度、プラスチックや宝石も170度まで持たないこともあります。ですのでなるべくお札を布で包むなどして入れない事が得策です。時期テープ・光ディスクなどは、専用の金庫が販売されています。金庫は収容するものに対応した金庫を選び、必要であろう耐火時間を考えましょう。

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